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  ☆☆☆  人と地球を救う樹『ニーム』は、世界が注目しています。地球環境を守り、人と密着した樹です。 ☆☆☆                   
                   
国連がニーム、『人類にとって、20世紀最大の贈り物』紹介しています。
                                    

ヒューマニック・インフォは、『ニーム』(インド原産の木)の情報を発信しています。
『ニーム』については、ニーム財団(所在地:インド ムンバイ)が発信した情報を提供しています。

ニーム情報No.26 ニーム情報No.27 ニーム情報No.28 ニーム情報No.29 ニーム情報No.30 ニーム情報No.32 ニーム情報No.33 ニーム情報No.34 ニーム情報No.35 ニーム情報No.36 ニーム情報No.37 ニーム情報No.38 ニーム情報No.39 ニーム情報No.40 ニーム通信No.41 週間現代に掲載 ニーム通信No.42 ニーム通信No.43 ニーム通信No.44 ニーム通信No.45 ニーム通信No.46 ニーム通信No.47 ニーム通信No.48 ニーム通信No.49

【お知らせ】

・2012.7.27(金)
 惠のニーム茶情報通信更新

2012.7.5(木)

 
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下記へ移転しました

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・2012.11.21-24
第6回世界ニーム会議に出席します



 
『恵みのクリーム』
レピータが購入頂いています

・インド/NGOニーム財団原料 提供
・インド4000年来、
 アーユルヴェーダに記述
・皮膚の改善に使用

 





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発行日:2009.4.20(月)
富山県国際伝統医学センター 次長 上馬塲 和夫
【  ニームは健康に効く  】
●インド伝統医学アーユルヴェーダにおけるニーム

ニーム(Azadirachta indica A. Juss.和名インドセンダン)は、Neem, nim( ヒンズー語),Nimba(サンスクリット語)と呼ばれ、インドから、南東アジアに分布している。特に、インドのアンドラプラデシュ、タミールナド、カルナータカ州の森には自生している。インドや東南アジア以外でも、西アフリカ、カリブ海沿岸から南〜中央アメリカなど熱帯地方にも分布する。

インド伝統医学アーユルヴェーダでは、4000 年以上前からニームを神から授かった薬木として、珍重してきた。アーユルヴェーダでは、「すべてのものが、道理を目的に従えば、薬になる」(『チャラカ・サンヒター』(紀元1世紀頃)と教えられており、薬になる有用植物の代表がニームである。

ニームは、種子、果実の仁、葉、花、樹皮など、あらゆる部分が薬として利用できるというが、樹皮と葉、種子からのニームオイルが主に使われている。これらは苦味で冷性があるため、体内に火のエネルギーや余分な水分が増大した状態において効果をもつとアーユルヴェーダでは教えられている。そのような体内の過剰な熱を下げる作用をもつことから、苦味強壮剤、血液浄化剤、駆虫剤などとして、幼少児から高齢者まで幅広く活用されてきた。

具体的には、幹の樹皮は抗菌作用があり、葉や根の樹皮や若い果実は、苦味強壮剤として、糖尿病やメタボリックシンドローム、歯肉疾患などに使われる。花は、消化不良に、実は、寫下・駆虫剤として、新鮮な小枝は、主に歯槽膿漏に対して日常的に使われる。葉や種子から絞ったオイルは、抗菌、抗虫作用があるため、皮膚の膿瘍や潰瘍、湿疹に、浴剤などとして外用される。また、リウマチや打ち身などにも湿布されることもある。

ヒト以外の獣医学的な利用価値も大きく、樹皮を動物の傷や下痢、のみなどに使ってきた。

葉は、膿瘍の治療に使われている。出血や感染、発熱、しらみなどに使われる。ニームのどこでも、樹脂やオイルでも、虫や口内の傷、舌炎、肝炎、黄疸、皮膚病、リウマチに対して効果があるとして伝統的に利用されてきた。

 アーユルヴェーダの考えに従えば、ニームは、火と水のエネルギーの過剰状態(体内に過剰な熱と余分な水分がたまった状態)に用いれば、それらを鎮静化してバランスをもたらす結果、上記のような種々の薬効を発揮すると考えられている。しかし、過量に用いると風のエネルギーを増大させて、逆に病気を起こしてしまうこともある。そのため、冷えによる病気(風のエネルギーの増大した病気)や、組織が欠乏した状態(栄養失調など)には禁忌とされている。

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最終更新日 : 2012/07/26